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帰納関数プログラミングシステム MagicHaskeller

片山晋が開発している，てけとープログラマおよび初心プログラマ向け自動HaskellプロクラミングシステムMagicHaskellerの日本語ページです．

小難しい話はトップページのPublicationsのところ参照．特に，TFP2005のやつとPRICAI2008のやつ．
英語ページの方が充実してますが，売国奴ではありません．日本語ページの方がよくまとまっていると考えていただければよろしいかと．

(最近 MagicHaskeller Agent 使って「忖度できる汎用人工知能」ってのを作ってます. 「何じゃそりゃ」って方はこちら)

Web版

関数fの仕様を述語(Trueとなるはずの式)の形で書くべし．その仕様を一般化した関数が得られるよ！

例

注意事項：

Bool値を返すHaskellの式を入力してください．(ただし、letとwhereは意図的に禁止しています。) Standard Preludeの関数は使えます。（もちろん、Bool値を返す必要があるので、IOは使えません。）加えて、「大体同じ」を表す(~=)という演算子が使えます。 (~=)は、Double やDoubleを含む型では、誤差を見越して大雑把な比較をします。それ以外の型では(==)と同じです。
今のところ，HaskellのStandard PreludeとData.Listのサブセットを主に用いて自動生成しています．その他のモジュールについても，効率を見ながら順次増やしていきます．
生成された各式の左側にあるボタンをクリックすると，ランダムに生成された引数に対する返り値を表示してくれます．で，その返り値はテキストボックスに入っているので，期待した値と違う場合は，値を訂正してボタンをクリックすると再探索してくれます．
要は，最初は条件1個だけで探索して，結果を見ておかしければどんどん探索条件を加えていけるってことです．その辺は検索エンジンとかと似たようなもんやね．
KDEやTDEを使っている人は，ウェブショートカットを作るとどこからでもアクセスできて便利です．
このファイルを ~/.kde/share/kde4/services/searchproviders/ (KDE4の場合) か ~/.trinity/share/services/searchproviders/ (TDEの場合) に置いて，再ログインすべし！
Alt+F2なりWin+rなりで「コマンドを実行...」ダイアログボックスを開いて，"magh: f 3 == [1,2,3]" やら "magh: \a -> a*a"みたいな感じのを書き込んで， Enterキーを押すだけで検索できるようになります．
(GnomeとかWindowsとかでも同じようにできる方法を知っていたら私までおしらせ下さい．)
他にもいろいろあるんだけど，疲れたので英語ページの方を見てくれたまえ．

ライブラリパッケージ版

Haskell Platformが入っていれば，コマンドラインから
cabal install MagicHaskeller
でインスコされます．詳しくは, 2005年からある古いページ(英語のみ)を参照．でも結構unsafeなことやってますのであしからず．古い情報も放置したままだったりするし．それにそもそも，最近の俺自身のマイブームがWeb版なので，ライブラリパッケージ版はあまり頻繁には更新しないです．（Web版のほうが断然有用度は高そうだと思うので．）

The MagicHaskeller Agent

MagicHaskellerベースの汎用人工知能エージェントを作っています．てか、もともとそういうエージェントが作りたくて自動プログラミングの研究を始めたわけですが。

GoodAI社の第1回General AI Challengeで入賞したincremental強化学習エージェントとその説明 (説明の2頁目のA.1の5行目 "libghc-zeromq4-haskell"は"libghc-zeromq4-haskell-dev"の誤り)
人工知能学会SIGAGIでの招待講演のときの発表資料

他にもいろいろあるんですが、時間ができたときにアップロードしようと思います．